2015 Fiscal Year Annual Research Report
構造をダイナミックに変化させる粒子群最適化法の提案とその分岐解析への応用
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24700226
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
松下 春奈 香川大学, 工学部, 講師 (00604539)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 粒子群最適化 / 群知能 / 非線形最適化 / 非線形解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、まず、問題に合わせて構造をダイナミックに変化させる新しい粒子群最適化(PSO)法を提案した。また、提案手法を様々な工学的応用問題に適用した。 提案した新しいPSOでは、PSO内部にネットワーク構造をもたせ、その構造を問題に応じて柔軟に変化させることで、より精度が高く、ロバスト性の高い最適化を実現した。 また、提案手法の応用問題として、まず、太陽電池回路の最大電力点問題に適用した。これは、分岐解析の結果から得られた情報と回路パラメータを組み合わせることで、PSOを用いて最大電力点を求めるものであり、その有効性を確認した。 次に、通信ネットワークの最適化問題に適用した。光ネットワークの複数制約問題に対する多目的最適化に適用し、その有効性を確認した。
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Research Products
(6 results)