2014 Fiscal Year Research-status Report
初心者を対象とした背面跳びの新しい学習指導プログラムの確立
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24700668
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
渡辺 輝也 愛知学院大学, 心身科学部, 講師 (60586783)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 背面跳び / 学習指導プログラム / ステップ・バイ・ステップ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,Watanabe & Kobayashi (2010) が提案した背面跳びの新しい初心者指導法の各種学習指導場面における学習効果の詳細な検討を行い,学習の停滞や障碍事例への対処法をも備えた,初心者を対象とした背面跳びの新しい学習指導プログラムを確立することにあった。この目的を達成するために,平成26年度には,大学生を対象とした集団指導場面における新しい学習指導プログラムの学習成果の検討に取り組んだ。 平成26年度には,まず,Watanabe & Kobayashi (2010) が提案した背面跳びの新しい初心者指導法をベースとし,かつ平成25年度までの研究成果を踏まえて作成した背面跳びの学習指導プログラムをもとにして,25名をこえる集団指導場面における背面跳びの初心者指導とその学習過程の記録に取り組んだ。加えて,平成26年度には,得られた資料をもとにして,集団指導における学習指導プログラムの成果について考察した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究計画において,平成26年度には,背面跳びの学習指導プログラムの確立と体育授業における学習成果の確認を行うとともに,研究成果をとりまとめて適当な学会大会において発表する予定となっていた。 以上の研究計画のうち,学習指導プログラムの確立と体育授業における学習成果の確認に関しては,十分な成果を得ることができた。しかし,学会大会における研究成果の発表については,校務と学会大会との日程上の兼ね合いから実施することはできなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
平成27年度には,平成26年度までに得られた研究成果を取りまとめ,適当な学会において研究成果の公表に取り組む予定である。
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Causes of Carryover |
平成26年度には,平成24年度から平成26年度までに得られた研究成果をもとに学会大会における研究発表および研究論文の発表を実施する予定であった。しかし,学会大会の日程と校務の日程が重なったため,適当な学会大会における研究成果の公表の実施が困難となった。このため,平成26年度に予定されていた研究出張を実施するための経費を平成27年度に持ち越すこととなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成27年度には,平成26年度までに得られた研究成果を取りまとめ,適当な学会大会における研究発表および研究論文の発表を実施する予定である。
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