2013 Fiscal Year Research-status Report
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24700923
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
尾形 清一 名古屋大学, 環境学研究科, 研究員 (60622991)
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Keywords | 社会的受容性 / 地域受容性 / リスク管理 / 環境ガバナンス |
Research Abstract |
本年度は、平成24年度から実施してきた国内事例調査が大きく進展していたため、その成果を学術論文の執筆や学会報告として公表した。特に再生可能エネルギー事業に対する地域受容性を踏まえた制度設計のあり方について、学術論文(査読有り)を執筆し、その研究実績を示した。また、合わせて科学的不確実性下に再生可能エネルギー事業の意思決定や合意形成についての制度デザインに関する論点や課題等についても学会報告を実施している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国内事例調査は、当初の予定より大きく進展し、多数の研究実績を示すことができた。一方で、海外事例調査やアンケート調査は、予定通り進展しない。しかしながら、この遅れは、国内事例調査の進展度合いが大きいこともあり、おおむね順調に進展している。と判断している。
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Strategy for Future Research Activity |
海外事例調査とアンケート調査を実施し、これら研究結果に基づいて研究成果を公表する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
今年度、国内調査が予想以上に進み、相当の研究成果を得ることができた。また、本研究は、再生可能エネルギーに関するものであるが、研究目的の性質上、いち早く社会に向けて研究成果を公表するべきと考えた。そのため、今年度は、論文執筆や学会発表などに重点を置いた。そのため、年度当初予定に掲げた研究費の執行ができなかった。 次年度は、海外事例調査とアンケート調査を実施する予定です。
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Research Products
(8 results)