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2013 Fiscal Year Annual Research Report

科学系博物館の調査研究活動の過程を携帯情報端末を用いて記録及び蓄積する手法の研究

Research Project

Project/Area Number 24700940
Research InstitutionNational Museum of Nature and Science, Tokyo

Principal Investigator

有田 寛之  独立行政法人国立科学博物館, その他部局等, その他 (70342938)

Keywordsデジタル・アーカイブ / webデータベース / 知的財産権 / メタデータ
Research Abstract

本研究における前年度までの成果をまとめ、インターネットを活用した博物館情報の発信について研究を行っているMuseums and the Web の2013年大会(オレゴン州ポートランド)において発表し、国内外の博物館関係者と意見交換を行った。また、前年度開発したシステムについて、これまでの試行及び関係者との意見交換から見いだされた改善点をもとに、時間軸によりデータを整理する機能、地図上に投稿されたデータを表示する機能、GPS機能のついた機材で撮影した写真や映像のexif(Exchangeable image file format)情報を抽出する機能を追加した。
地図上に投稿された情報を表示、もしくは年表のような時間軸上に投稿された情報を表示し、調べたい範囲をタッチパネル上で区切って検索できるようにする、といった視覚的な情報検索機能を追加したことにより、調査研究における情報の活用だけでなく、博物館の展示において情報を公開する際に一般来館者にとっても情報検索がしやすくなった。
また、野外調査での正式な記録写真や記録動画については、スマートフォンではなくより高性能な記録機器を活用しており、速報性としての携帯情報端末の活用と、正確性としての記録機器の活用をどう両立させるかが今後の課題であったが、写真撮影時の条件を記録したExif情報は、動画DBのメタデータと共通する部分が多く、動画DBへの登録時にExif情報を自動取得することで作業の効率化につながると考えられる。
スマートフォンで撮影した写真にコメントを添えてネットワーク上で共有するというプロセスは、多くの人がソーシャルメディアと関わるスタイルに類似しており、データベースへ情報を登録する作業をより簡易にし、博物館における知のアーカイブ化の促進や、作業効率の改善につながる可能性を持つと考えられる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 博物館の調査研究活動の過程を携帯情報端末を用いて記録する手法の研究2013

    • Author(s)
      有田寛之,伊藤秀明,山田博之
    • Organizer
      日本教育情報学会第29回年会
    • Place of Presentation
      沖縄女子短期大学
    • Year and Date
      2013-11-10

URL: 

Published: 2015-05-28  

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