2013 Fiscal Year Annual Research Report
粒子群最適化に基づく大域的多目的非線形計画とファジィ・ランダム環境への拡張
Project/Area Number |
24710167
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
松井 猛 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50512505)
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Keywords | OR / 多目的意思決定 |
Research Abstract |
本研究課題では,近年の社会的要求の多様化にともない,単一目的の非線形計画法よりはむしろ相競合する複数の目的をもつ多目的非線形計画法への需要が高まってきていることを考慮して,非線形計画問題に対する粒子群最適化手法を,相競合する複数の目的をもつ多目的非線形計画問題へ一般化することを試みるとともに,確率論的不確実性とファジィ論的曖昧性を同時に取り入れた、ファジィ・ランダム環境下でのさまざまな多目的非線形計画問題の拡張を行った. 特に,多目的非線形計画問題におけるパレート最適解を求めるための拡張ミニマックス問題に注目して,目的関数の最適性に関する探索とともにパレート最適性に関する探索をも同時に行うという生物群最適化手法の効率的な手法を提案した. さらに,意思決定者との対話により意思決定者の局所的な選好情報を引き出し,最終的に意思決定者が満足できるパレート最適解を求めるという対話型意思決定手法を開発するとともに,関連分野への研究成果や応用も得られ,内外の学術雑誌に掲載された.
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Research Products
(4 results)