2013 Fiscal Year Research-status Report
環境思想の継承―オクタヴィア・ヒルとナショナル・トラストの関係についての一考察
Project/Area Number |
24720040
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Research Institution | Seigakuin University |
Principal Investigator |
木村 美里 聖学院大学, 基礎総合教育部, 特任助手 (80548561)
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Keywords | オクタヴィア・ヒル / ナショナル・トラスト / 思想史 / 環境思想 / 継承 / 国際情報交換 / イギリス |
Research Abstract |
平成25年度は、国内・海外での研究調査、研究会及び研究成果の公開を行った。 研究調査では、オクタヴィア・ヒル及びナショナル・トラストに係る新しい資料や情報を得ることができた。 研究計画の通り、12月に小規模な研究会を開催し、発表者(2名)からオクタヴィア・ヒルとナショナル・トラストに関する専門知識をご提供いただき、当該研究のテーマについて議論した。またその際には、自らも研究の進捗状況を報告した。 研究成果の公開においては、前年度に所属学会で研究報告した内容を論文にまとめ、学会誌『比較文化研究』No.107にて公開した。また公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会及び公益財団法人日本ナショナルトラストの事務所訪問した際の成果を、聖学院大学総合研究所Newsletterにて公開した。(公益社団法人の報告は機関リポジトリSERVEにおいても公開。)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
・研究計画の通り海外研究調査を実施し、オクタヴィア・ヒルとナショナル・トラスト関連の施設の視察及び情報・資料収集を行った。 ・国内の視察については、公益財団法人日本ナショナルトラストの事務所を視察し、ヒアリングを行った。 ・平成25年度の研究成果の公開は、学会誌、所属研究機関の機関リポジトリ、聖学院大学総合研究所Newsletter、下記研究会にて行った。 ・研究計画通り研究会を開催し、専門知識をご提供いただくだけでなく、自らの年度報告も行った。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は、6月の学会発表(発表確定)にて研究成果の報告を行い、3年間の研究成果をまとめる。またオクタヴィア・ヒルに関する学術セミナーが開催されるとの情報を得たため、その場合は出席する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究調査実施の際に、今後オクタヴィア・ヒルに関する学術セミナーが開催されるとの情報が入り、次年度にセミナーに参加するための旅費が生じたため。 次年度使用額は学術セミナー等に参加するための旅費として使用する計画である。
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Research Products
(4 results)