2013 Fiscal Year Research-status Report
日本人海外子女の英語運用能力習得プロセスにおける基礎研究
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24720253
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
岩城 奈巳 名古屋大学, 国際教育交流本部, 教授 (50436987)
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Keywords | 海外子女 / 第二言語習得 |
Research Abstract |
25年度の研究実績を時系列的にまとめる。まず、昨年度、セントラルケンタッキー日本語補習校、シンシナティ補習校、エバンズビル補習校にて収集したアンケートのデータ入力を完成させた。統計的に有意義な分析には更にデータが必要なため、9月に再度渡米し、今回はミシガン州デトロイトの日本語補習校にてアンケート調査及びインタビューをおこなった。親子を対象とした面接では、家庭内での日本語の使用頻度、日本文化への接触頻度を中心にたずねた。結果、56名のアンケートデータが集まった。昨年度のアンケートデータと合わせると120名のデータになったが、更に標本数を増やす必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
統計的に意義のあるデータ解析にはまだ標本数が不足しているため、日本語補習校でのデータ収集を継続する。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、120名の海外子女のデータ収集に成功したが、今後はその倍数を目指し、再度渡米しデータ収集をおこなう。データが集まり次第、論文の執筆を今年度中に開始する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
予想したデータ数が集まらなかったため、データ収集を継続する必要がある。 今年度、更にアンケート収集をするため、再度デトロイトの日本語補習校及びオハイオのシンシナティ補習校に出張する。
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