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2014 Fiscal Year Annual Research Report

異文化問題としての「大東亜共栄圏」の研究

Research Project

Project/Area Number 24720302
Research InstitutionTohoku Gakuin University

Principal Investigator

河西 晃祐  東北学院大学, 文学部, 教授 (10405889)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords大東亜共栄圏 / 異文化交流
Outline of Annual Research Achievements

平成26年度は当該研究事業の最終年度として、①前年度から継続的している資料収集および、②成果報告の公表に努めた。
まず①であるが、26年度には復刻されたばかりの雑誌『教育紙芝居』・『紙芝居』(1938年~1950年、全11巻)を購入した。従来まったく研究がおこなわれていなかったものの、「大東亜共栄圏」構想がそれまでの東亜新秩序構想などと異なっていた特徴の一つには、「児童向け」のコンテンツが豊富に出版されたことにあった。「異文化問題としての「大東亜共栄圏」の研究」を課題とした当該研究事業において、紙芝居という児童向けのコンテンツで、東南アジアの文化や人々がどのように表象されたのか、という未知の領域を分析するために収集した資料群である。
②としては、26年7月11日に北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター2014年度夏季国際シンポジウムにおいて、Cross Cultural Aspects of Dai-Toa Kyoei Ken (Greater East Asia Co-Prosperity Sphere)と題した報告を行った。同報告を基礎とした同名の英語論文はすでに初校校正を終え、27年度中に英文書籍の一章として刊行される予定である。
また現在、『講談社メチエ』の一冊として『(課題)大東亜共栄圏と近代日本』と題した書籍を執筆中である。平成27年5月現在で全体の半分程度を執筆しており、27年度中に刊行することが決定している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results) (of which Invited: 1 results)

  • [Presentation] Cross Cultural Aspects of Dai-Toa Kyoei Ken (Greater East Asia Co-Prosperity Sphere)2014

    • Author(s)
      河西晃祐
    • Organizer
      北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 2014年度夏季国際シンポジウム
    • Place of Presentation
      北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
    • Year and Date
      2014-07-11 – 2014-07-11
    • Invited

URL: 

Published: 2016-06-01  

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