グローバル企業内の知識移転メカニズムの解明

2013 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 24730319
• Research Institution: Chuo University
• Principal Investigator: 犬飼 知徳 中央大学, その他の研究科, 准教授 (60380143)
• Keywords: グローバル本社 / 知識移転 / フリーライダー

Research Abstract

未だに実証フェーズに移行できていないため，パブリッシュされたアウトプットは作成できていない．本年度中に２本程度の論文を提出したいと考えている．

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

既存研究の検討などはおおむね順調に進んでいるが，現地調査などのアポイントメントを取る作業が難航しているため，実証研究のフェーズへの移行が遅れている．今年度中に調査を終了し，来年は海外学会を含め，アウトプットのフェーズへ移行したい．

Strategy for Future Research Activity

現地調査を含めた聞き取り調査を進めていきたい．また，アメリカ経営学会（Academy of Management）や欧州組織学会（European Group for Organizational Studies）などの学会へ参加し，最新の研究動向を押さえると同時に，他国の研究者と意見交換を活発にしていきたい．

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

今年度は，当初計画していた現地調査が調査対象企業の都合で実行できなかったため，そのための旅費や関係経費を使用しなかった．それゆえ，次年度使用額が生じた．
今年度は，昨年度実施できなかった現地調査を実施したいと考えている．