2013 Fiscal Year Research-status Report
研究職に対する人材マネジメントの設計と運用の日韓比較
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24730348
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Research Institution | Nagoya University of Commerce & Business |
Principal Investigator |
尹 諒重 名古屋商科大学, 経営学部, 准教授 (50585213)
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Keywords | 国際情報交流 |
Research Abstract |
2年目の計画を半分程度達成できたと思われる。その理由は、研究計画作成時に2年目には以下の2つを実施するとしていた。(1)本格的に聞き取り調査を始める。韓国の化学企業の研究組織に対し聞き取りを実施する。(2)平成 25 年後半には、それまで実施した聞き取り調査と踏まえて、アンケート調査票を作成し調査を実施する。しかし、(2)アンケート調査は質問項目の絞り込みが完璧でなかったため実施を見送った。3年目にアンケート調査に向けて詳細な案を検討する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成 25 年後半には、それまで実施した聞き取り調査を踏まえて、アンケート調査票を作成し調査を実施すると計画していたが、アンケート調査は質問項目の絞り込みが完璧でなかったため実施を見送った。しかし、平成24年の進捗もあわせて2年間を振り返ると大幅に遅れている状況ではない。人材マネジメント分野における従業員の態度、心理などに関する文献レビューを幅広く行った上に、韓国企業のエンジニアや人事担当者に対する聴き取り調査、2次データ資料の収集は1年目に引き続き、2年目にも幅広く行った。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24~25年度に行った文献調査、聴き取り調査、参考となるアンケート調査、論文などをベースに、研究仮説の見直しを進めながら、アンケート実施に向けて努力したい。現在の課題は仮説に基づくアンケート項目の具体化であり、その具体的実施方法は以下の通り考えている。(1)従業員のアンケート調査及び学術論文から参考になるものをピックアップし、アンケート設問構成を具体化する。(2)アンケートは調査会社に依頼する予定であり、質問項目の大枠が固まったら、調査会社の専門家と数回の打ち合わせを通じて調査の有効性を高めるための調整を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
アンケートの実施が間に合わなかったため、次年度発生学が生じた。 アンケート調査を調査会社に依頼して実施する予定である。平成26年度分の支給分と合わせて調査が実施できると思われる。加えて、韓国への聴き取り調査や調査会社との打ち合わせのため数回韓国に出張するため、研究費の使用が見込まれる。
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