2013 Fiscal Year Research-status Report
中小技術企業における技術者の創造性・組織内アントレプレナーシップ促進に関する研究
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24730350
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
田中 秀樹 同志社大学, 高等研究教育機構, 特別研究員 (90567801)
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Keywords | 経営学 |
Research Abstract |
本年度はコーポレートアントレプレナーシップの測定指標に関する先行研究のサーベイを行い、質問紙調査に使用する質問項目の作成を行った。 また、コーポレートアントレプレナーシップと密接にかかわると考えられる、創造的成果を醸成する職場環境に関する先行研究サーベイを行うことで、上記のコーポレートアントレプレナーシップの観点ではやや希薄であった組織内の多様性に関する研究動向を整理した。 上記先行研究の整理と並行して、関西地方で新製品・新市場を創出している中小製造業へのヒアリング調査を敢行することで、上記の質問項目の妥当性に関する意見も含む、業界のリーディング企業である中小製造企業がどのようにコーポレートアントレプレナーシップを構築しているのかを明らかにした。現在、ケースレコードを分析中で、論文として刊行する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
先行研究サーベイ及び質問票設計前のプレヒアリングが予定通り進まなかった。プレヒアリングが予定通り進まなかった理由は、先方企業の業務が急激に忙しくなったことによるもので、プレヒアリングの再調整に時間がかかった。しかし、その間に、質問紙調査の大枠を作成することで、プレヒアリングにおいては質問紙調査の設問の妥当性に対する意見を聴取できた。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は繰越年度である。 上述の通り、すでに質問紙調査質問設計と企業ヒアリングは終了しており、来年度はアンケート調査と成果の整理を残すのみである。アンケートを年度明け早々に敢行して、早期の研究成果発表を行う予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
質問紙調査前のプレヒアリングが、先方企業の業務の都合により、計画通りに実施できなかったため、質問紙調査に使用する予定額を繰り越した。 質問紙調査の実施及び成果発表に使用する。
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