2012 Fiscal Year Research-status Report
頻度依存傾向の進化:集団間葛藤のブースター効果の検討
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24730527
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Research Institution | Hiroshima Shudo University |
Principal Investigator |
横田 晋大 広島修道大学, 人文学部, 准教授 (80553031)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 国際情報交換 |
Research Abstract |
昨年度、実験室実験を広島修道大学および神戸大学で実施した。実験参加者は約200名以上におよんだ。これらの成果は日本人間進化行動学会にて発表された。その他にも、William and Marry大学のJoanna Schug氏、北海道大学の佐藤剛介氏、李楊氏、慶應義塾大学の増井啓太氏、広島修道大学の中西大輔氏との共同研究も継続している。 また、研究成果を公表するため、Human Behavior and Evolution Society、日本社会心理学会、日本人間進化行動学会に出席し、研究発表を行った。 そして、研究成果を広島修道大学の紀要論文として2本まとめ、現在印刷中である。また、Evolution and Human Behaviorに論文を投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
行動を測定する実験を実施し、成果を挙げることができている。また、実験を実施するために必要なソフトウェアの開発も順調に進んでおり、6月にはソフトを用いた実験を行うことができる。
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Strategy for Future Research Activity |
行動実験を実施するため、ソフトウェアを完成させる。6月にパイロットテストを行い、7月には実施する。その後、改良を加え、来年度の2月まで実験を行い、成果を出す。 研究成果は、Human Behavior and Evolution Societyや日本社会心理学会など、国内外の学会にて発表する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
行動実験のソフトウェアの完成次第、行動実験によるデータの収集を行う。行動実験は、大学生のみならず一般人を対象としたものを行い、合わせて500名のデータを集める。また、一般人を対象とした調査研究を調査会社に外注して行う。調査のサンプルはおよそ700名を予定している。
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Research Products
(5 results)