2015 Fiscal Year Research-status Report
児童養護施設における心理職による家族援助モデルの構築に関する研究
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24730568
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
田附 あえか 筑波大学, 人間系, 助教 (60550556)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 児童養護施設 / 家族支援 / 心理職 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年度は,2014年9月に名古屋国際会議場にて開催された,日本子ども虐待防止学会名古屋大会の公募シンポジウムで討議された議論の内容を記録,整理,分析し,考察を加えた。その結果を「児童養護施設における心理職による家族支援の実践と課題――入所児と家族に心理的サポートを届けるために――シンポジウム報告書」にまとめて,関係諸機関に配布した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2015年5月より産前産後休暇および育児休業期間に入っており,研究が中断している。計画書作成時の本来の予定よりは遅れているが,研究再開後に修正した計画で継続できると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究再開後,本報告書で得られた知見をもとにこれまで集めているインタビューデータを分析し,児童養護施設において心理職が子どもとその家族に対して心理的援助を行う際の実践援助モデルを構築する。このモデルをグループフォーカストインタビューを行って検証する予定である。
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Causes of Carryover |
2015年5月より産前産後休暇および育児休業期間に入り研究を中断しており,次年度の研究再開時に使用するため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
フォーカストグループによる作成されたモデルの精査を行う際に必要となる経費(参加メンバーの旅費および謝金,文房具など)また成果の発表に際しての学会参加費や旅費,さらに報告書作成に関する費用(印刷費,郵送費など)等に使用する予定である。
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