2013 Fiscal Year Research-status Report
乳児期の親子相互作用-近赤外線分光法を用いた臨床的応用
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24730578
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
金子 一史 名古屋大学, 発達心理精神科学教育研究センター, 准教授 (80345876)
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Keywords | NIRS / 相互作用 |
Research Abstract |
本研究の目的は,母子相互作用中の脳血流量を近赤外線分光法(Near-Inrared spectroscopy; NIRS)を用いて測定し,母子相互作用を脳機能の側面から明らかにすることである。 平成25年度は,平成24年度に修正を加えた実験タスク課題を用いることで,新たな参加者のリクルートを開始することとなっていた。協力者のプールについては,ホームページを使った広報を用いて,順調に増やすことができた。さらに,実験タスクに関して,再度の詳細な検討を行った。加えて,NIRSの測定方法に関して,大人同士の相互作用中での脳血流変化について,学会発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
母子相互作用時のデータ採取が遅れているため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は,最終決定した実験タスクを用いて,母子相互作用時のデータを採取する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度に配分された当該助成金は,ほぼ計画通りに執行できた。残額が1000円を切ったため,次年度の予算と合わせて有効に活用したいと考えたため。 書籍の購入費用や,消耗品の購入の際に,合算して使用する予定である。
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Research Products
(2 results)