2013 Fiscal Year Annual Research Report
プラズマ-超音波複合プロセスによる液中難分解有機物の革新的処理技術の開発
Project/Area Number |
24760238
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
黒木 智之 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00326274)
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Keywords | 電気機器 / 有害廃水処理技術 |
Research Abstract |
H24年度に得られた結果を基にパルス放電プラズマ,超音波をそれぞれの最適な運転条件で駆動させ,①パルス放電プラズマと超音波を同時に駆動する方法,②パルス放電プラズマ処理後超音波処理を行う方法,③超音波処理後パルス放電プラズマ処理を行う方法の3パターンでの難分解性有機物分解実験を実施した.その結果,プラズマ単独処理に比べ,プラズマ-超音波複合処理のフェノール除去率の方が高い結果が得られた.超音波単独処理においては,フェノールが殆ど除去されていなかった.また,処理中の溶液温度が高いほどフェノール除去率は高くなり,温度とフェノール除去率の相関が確認された.本実験で得られた最高除去率は水中プラズマ-超音波複合処理(5 mm)の電圧印加時間 100 分の時で,78.9 %であった.
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