2013 Fiscal Year Annual Research Report
ナノ粒子ーバイオ分子融合法への超分子化学的概念の導入とメゾ構造体作成法への展開
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24760642
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| Research Institution | Yamagata University |
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Principal Investigator |
冨樫 貴成 山形大学, 理学部, 助教 (80510122)
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| Keywords | ナノバイオ / ナノ材料 |
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| Research Abstract |
本研究では、表面にCOOH基を呈示したナノ粒子およびナノ粒子集合体と、タンパク質が有するアルギニン側鎖グアニジウム基間の塩橋反応を利用し、混合のみでタンパク質ー無機ナノ材料を融合する手法の開発と、その反応を利用したナノ粒子配列法の開発を目的に研究を進めた。本年度は、固相合成により蛍光ラベルしたアルギニン繰り返しペプチドを合成した後、COOH基を表面に呈示した酸化鉄ナノ粒子に対する結合強度を測定した。その結果、アルギニン繰り返しペプチドを有する蛍光分子のみCOOH呈示酸化鉄ナノ粒子に吸着することを確認した。また、同様にArg繰り返しペプチドをN末端に有する緑色蛍光蛋白質(Arg融合GFP)を大腸菌発現させた。Arg融合GFPも合成ペプチド同様にCOOH呈示酸化鉄ナノ粒子に吸着した。これら結果は、本研究の目標とする、塩橋反応を利用して混合のみでタンパク質-ナノ粒子を融合させる技術の有効性を示すことができた。
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[Journal Article] Synthesis of Gelatin protected and water dispersible Silver Nanoparticles by Thermal Decomposition of Silver Oxalate2014
Author(s)
Takanari Togashi, Kota Saito, Yukiko Matsuda, Ibuki Sato, Hiroki Kon, Keirei Uruma, Manabu Ishizaki, Katsuhiko Kanaizuka, Masatomi Sakamoto, Norimasa Ohya, Masato Kurihara
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Journal Title
Journal of Nanoscience and Nanotechnology
Volume: Vol. 14
Pages: pp. 6022-6027
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