2014 Fiscal Year Research-status Report
アカマツのマツ材線虫病抵抗性とその他形質の遺伝的相関関係
Project/Area Number |
24780158
|
Research Institution | Forestry and Forest Products Research Institute |
Principal Investigator |
山野邉 太郎 独立行政法人森林総合研究所, 林木育種センター東北育種場, 主任研究員 (60370855)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | アカマツ / マツ材線虫病 / さし木発根性 / 初期成長 / 通直性 / ヤング率 / 遺伝的相関関係 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はアカマツの”マツ材線虫病抵抗性”と”その他形質”との遺伝的な相関関係を解明することを目的としている。本基金による助成で対象とする”その他形質”はさし木発根性、初期成長、通直性、ヤング率である。 マツ材線虫病抵抗性の評価値については、データの吟味と整理を進めた。 さし木発根性の評価については、2回目の発根試験繰り返しを行った。なお、さし木発根性調査に当たっては、バーコードを用いた効率的なデータ蓄積方法が見いだされたため、学会発表を行い成果を広めた。 初期成長の評価については、データの解析に着手した。 通直性およびヤング率については、親子鑑定のDNA分析を完了した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
いずれの評価対象形質についても、結論を得るに足るデータは蓄積できているが、解析完了には至っていない。
|
Strategy for Future Research Activity |
とりまとめを急ぐ。
|
Causes of Carryover |
同一方面の出張を他用務と同一行程に収める等の交通費節約や物品の複数社見積もりを徹底することによる物品費節約に努めたため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
とりまとめに関する打合せ旅費や論文の英文校閲費等に活用する。
|
Research Products
(1 results)