2015 Fiscal Year Research-status Report
RUNX遺伝子の後転写制御は神経芽腫の増殖・分化を決定するか?
Project/Area Number |
24790325
|
Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
井上 健一 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (90587974)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | microRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度の進展はほとんどなかった。 理由は、大学院生の学位研究指導が重なり、本申請と関連のない3本の論文を、同時進行で進める必要があったからである。 昨今論文の査読が厳格化する傾向があり、投稿時点のデータで受理される雑誌が見つからないことも、余分に時間がかかった理由である。学位論文は年度前半に完了する予定だったのが、追加実験の要求など一つ一つに時間をかけることで、本申請に時間を割くことが実質不可能となった。 止むを得ず、一年延長することに決定した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
最終年度から一年延長申請した。 理由は、大学院生の学位研究指導が重なり、本申請と関連のない3本の論文を、同時進行で進める必要があったからである。 昨今論文の査読が厳格化する傾向があり、投稿時点のデータで受理される雑誌が見つからないことも、余分に時間がかかった理由である。学位論文は年度前半に完了する予定だったのが、追加実験の要求など一つ一つに時間をかけることで、本申請に時間を割くことが実質不可能となった。 止むを得ず、一年延長することに決定した。
|
Strategy for Future Research Activity |
上記論文は2本がMajor Revisionで投稿済み、もう1報はMajor Revisionで追加実験中である。遅くとも夏には学位研究指導は完了する。 よって本年度、前年度の計画に従い以下のように進める。 同定した候補microRNA候補を、定量RT-PCRの発現を指標に更に絞り込む。 候補microRNAを拮抗オリゴで機能阻害して、神経芽腫細胞株への影響を調べる。 機能阻害の指標として、RUNX1/3のウェスタンブロッティング、細胞増殖抑制・細胞死定量・細胞分化定量などを予定している。
|
Causes of Carryover |
本研究は一年延長する。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
同定した候補microRNA候補を、定量RT-PCRの発現を指標に更に絞り込む。 候補microRNAを拮抗オリゴで機能阻害して、神経芽腫細胞株への影響を調べる。 機能阻害の指標として、RUNX1/3のウェスタンブロッティング、細胞増殖抑制・細胞死定量・細胞分化定量などを予定している。
|