2012 Fiscal Year Research-status Report
虚血性心疾患二次予防の至適薬剤を検証する前向き無作為化研究
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24790538
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
遠藤 彩佳 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (50464821)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 国際情報交換 |
Research Abstract |
平成23年の慶應義塾大学倫理委員会承認完了に続き、平成24年度内に関連した各病院の倫理委員会もほぼ承認を完了したため、共通の説明書、同意書を作成し研究会にて再度本研究の趣旨を説明、倫理委員会承認完了施設より本研究登録を開始している。また、本研究の事務局に関しては、慶應義塾大学と関東圏内の関連施設で現在運営しているJCD-KICS事務局と連動した事務局を立ち上げ、同参加施設での選出臨床コーディネイターと精密な連携をはかっている。24年度前半期に事務局を設置した慶應義塾大学病院にてデータ登録を開始、登録が安定したところで、関連施設での登録を開始している。各施設での情報交換に関しては、JCD-KICSデータベース研究会以外にも本研究のための独立した委員会を24年度内に2回開催し研究内容、登録システムについての議論及び情報交換を開催している。フォローアップのデータ登録に関しては、現在新たなシステムを構築中であり、委員会を経て25年度に向けて作成準備中である。今回の研究課題をサポートするべく、JCD-KICSデータベースにおいて今回のテーマに関連した研究内容の解析も同時に実行し、24年度内に国際学会での発表3回、1本の論文発表も実行し実績を構築。また、国際学会の場を通じて、関連施設以外からも本研究の内容をより改善するべく研究内容の議論及び情報収集を率先して実行している。25年度も引き続き登録を継続するとともに、24年度登録者のフォローアップデータ収集及びデータ解析に全力を尽くす所存である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
各施設での倫理委員会承認及び登録準備に関しては順調に経過しているが、患者登録開始に関し予定より遅れている印象がある。関連施設への説明及び情報提供、連絡等の連携をより密に実施し、25年度前半までにより多くの症例登録を目指す。
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Strategy for Future Research Activity |
フォローアップのデータ登録に関して現在新たなシステムを構築中であり、25年度前半に完成を目指す。引き続き25年度もできるだけ早期に目標登録数を達成を目指し、24年度登録者のフォローアップデータ収集及びデータ解析に全力を尽くす所存である。その為には、関連施設と事務局での密な連携が必要であり、引き続き委員会、研究会を通じて議論を重ねて行く必要がある。また、研究内容をサポートするべく、研究関連内容のデータ研究も継続し、25年度も国際学会での発表、論文発表を通じて、関連施設以外からも本研究の内容をより改善するべく研究内容の議論及び情報提供を率先して実行していくことを目指す。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
フォローアップデータに関するコンピュータシステム構築費、人件費、委員会及び研究会費、学会発表、論文発表等への予算を検討している。未使用額の発生は効率的な物品調達を行った結果であり、翌年度の消耗品購入に充てる予定である。
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Research Products
(4 results)