虚血性心疾患二次予防の至適薬剤を検証する前向き無作為化研究

2013 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 24790538
• Research Institution: Keio University
• Principal Investigator: 遠藤 彩佳 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (50464821)
• Keywords: 虚血性心疾患 / 至適薬剤

Research Abstract

平成24年度に引き続き慶応義塾大学病院と共通の説明書、同意書を用いて定期的な研究会を通じて関連した各病院に本研究の趣旨を説明、倫理委員会承認完了施設より本研究症例登録を開始した。また、本研究の事務局に関しては、慶應義塾大学と関東圏内の関連施設で現在運営しているJCD-KICS事務局と連動した事務局を立ち上げ、同参加施設での選出臨床コーディネイターと精密な連携をはかり運営している。平成24年度前半期に事務局を設置した慶應義塾大学病院にてデータ登録を開始、登録が安定したところで、25年度より関連施設での登録を開始した。現在、最初の関連した5施設で登録を開始し、32症例の登録が完了している。引き続き倫理委員会承認が終了した新たな施設での登録も開始していく。各施設での情報交換に関しては、JCD-KICSデータベース研究会以外にも日本循環器学会総会等で本研究のための独立した委員会を24年度に引き続き25年度も開催し研究内容、登録システムについての議論及び情報交換を開催した。フォローアップのデータ登録に関しては、現在新たなシステムを構築中であり、委員会を経て26年度に向けて作成準備中である。今回の研究課題をサポートするべくJCD-KICSデータベースにおいて今回のテーマに関連した研究内容の解析も同時に実行し、26年度に向け発表していく予定。また、国際学会の場を通じて、関連施設以外からも本研究の内容をより改善するべく研究内容の議論及び情報収集を率先して実行していく。26年度も引き続き登録を継続するとともに、登録者のフォローアップデータ収集及びデータ解析に全力を尽くす所存である。