2013 Fiscal Year Research-status Report
統合失調症患者の食生活に対する自己効力感尺度の開発
Project/Area Number |
24790622
|
Research Institution | Aomori University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
伊藤 治幸 青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (70457737)
|
Keywords | 栄養調査 / 統合失調症 / 質問紙開発 |
Research Abstract |
地域で生活する統合失調症患者の食生活に対する自己効力感尺度の開発のために、これまで「第1段階:調査項目の選定、質問紙(試作版)の作成」、「第2段階:質問紙調査の実施」を行っている。現在は「第3段階:質問紙の信頼性・妥当性の検討」に向けて調査を実施中である。 【研究目的】平成25年度の研究目的は、質問紙(試作版)を統合失調症患者に実施するこ とである。 【研究方法】社会復帰施設に通所する統合失調症者に質問紙(試作版)についてプレテストおよび再テストを実施し回答時間、答えにくい質問等について確認を行い、質問紙(完成版)を作成する。 【結果】社会復帰施設に通所する統合失調症者に質問紙(試作版)のプレテストおよび再テストを行った。回答時間、答えにくい質問等について確認し、その結果を反映し質問紙(完成版)を作成した。平成26年度は、質問紙(完成版)を社会復帰施設に通所する統合失調症者に実施し、質問紙の信頼性と妥当性を検討する。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、対象者へのプレテストおよび再テストを行い、質問紙(完成版)を作成することができた。また、研究協力施設の拡大を図ることができたことからも「おおむね順調に進展している」と評価した。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後の推進方策として、社会復帰施設に通所する対象者に対して完成した質問紙および妥当性の検討のために既存尺度を用いた調査を行う。実施後は、因子分析法を用いて、質問紙の信頼性・妥当性の検討を行う。
|
Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
本年度の調査は、主に研究者が勤務する市内に在住する対象者に対して調査を行ったため次年度使用額が発生した。 来年度は、調査対象を市内から市外および県外に拡大しておこなう予定である。そのため、それにかかる旅費等の費用に使用する予定である。
|