2012 Fiscal Year Annual Research Report
メタボリック症候群進展の予測因子としての肝細胞増殖因子の意義
Project/Area Number |
24790629
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
塚川 絵理 久留米大学, 医学部, 助教 (20569389)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 肝細胞増殖因子(HGF) / インスリン抵抗性 / 住民検診 |
Research Abstract |
我々は、1958年より福岡県田主丸町の同一地区にて経年的に一般住民検診を行ってきた。これは世界7カ国共同研究の一環として行っており、2009年には50年目となる検診を同一地区の40歳以上の男女約2000名以上を対象に行った。今回、様々な理由で今回の検診を受けることができなかった方々を個別に訪問、予後調査を行った。そして、血清HGF値とメタボリック症候群の上流に位置するインスリン抵抗性との関連を検討した。1999年時に血清HGF値を測定した1474名のうちベースライン時(1999年)にインスリン抵抗性を有していなかった者を対象に追跡調査を行い、最終的に716人で検討を行った。HGFを濃度別に4群間に分け検討したところ、HGF最高値群(≥0•30 ng/ml)では、最低値群(
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