2013 Fiscal Year Research-status Report
肝組織修復機転におけるSOD1によるNADPHオキシダーゼの制御機序の解明
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24790721
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
青山 友則 順天堂大学, 医学部, 助教 (10622673)
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Keywords | 肝線維化 |
Research Abstract |
本年は肝再生について検討を行った。四塩化炭素投与後の肝再生をPCNAによる免疫染色により検討したが、変異SOD1マウスおよび野生型マウスで大きな違いを認めなかった。また肝組織中HGFmRNA発現にも差はなかった。現在マウスの繁殖を行い、70%肝切除モデルを作成することを考慮しているが、あまり繁殖がうまくいっておらず、場合によってはマウスを購入または再度譲渡して頂くことを考慮している。また、NOX1/NOX4阻害剤を野生型マウスに投与し肝線維化や肝再生への効果についての検討も考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
マウスの繁殖に時間がかかっているため。
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Strategy for Future Research Activity |
繁殖能力を見極めたうえで、繁殖がこれ以上困難と思われた場合はマウスの購入または再譲渡して頂くことを検討する。しかし、再譲渡等には時間がかかるため、野生型マウスに対しNOX1/NOX4阻害剤を投与し肝線維化や肝再生への影響を検討する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
マウスの繁殖が困難となりつつあり、実験がなかなか進まなかった。 マウスの繁殖能力を見極めた上で、購入または再譲渡に伴う輸送料として使用することを考えている。
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