2012 Fiscal Year Research-status Report
内因性danger signalによる好酸球の活性化のメカニズムの解明
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24791004
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
小林 威仁 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (90618266)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | danger signal / 好酸球 |
Research Abstract |
H24年度はdanger signalである尿酸、LPS、およびATPを用いて人末梢血好酸球に及ぼすそのエフェクター機能を確認することを目指した。 具体的には①ATPが好酸球の遊走を誘導しうるかどうか、②ATP刺激にて好酸球の活性酸素産生を確認する。③ATP刺激における好酸球のサイトカイン産生を行うかどうか。④LPS刺激にてATPの放出を確認する。 ①について、予備実験にてdanger signal刺激にて産生しうるATP濃度を指摘濃度として実験を行い、遊走の可否を確認できた。②について、既にある実験系(チトクロームC還元法)を用いてをその可否を確認した。③について、既に確立された検出法(Bio-plex測定キット)を用いてその有無を確認した。④について、ATP測定kitを用いてその有無を確認した。 現在はBAL液の処理方法について検証、計画中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画の6項目中4項目が達成出来ているため。
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Strategy for Future Research Activity |
H24年度の残りの計画事項⑤LPS刺激による好酸球の活性酸素産生の有無、⑥LPSにおけるサイトカイン産生の有無の検証を行う。 また、BAL液の検証方法および結果のまとめを行うとともに、これまでの結果の総括および情報発信に努める。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
1、残存している実験計画の遂行に伴い測定キットの購入 2、H25年度の実験計画内容の遂行に従い検査試薬の購入および患者情報取り扱いに伴い個人情報保護目的に情報管理用のパソコンの購入。また、画像情報における処理ソフトの購入予定。 3、H24年度の実験結果およびH25年度の取得予定の結果を含めて学術大会等での情報発信(学会発表)の際に係る諸費用、また、論文投稿における諸費用として使用予定。
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