2012 Fiscal Year Research-status Report
わが国初の小児ホジキンリンパ腫における予後予測因子同定および病態解析
Project/Area Number |
24791073
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
大場 詩子 九州大学, 大学病院, 臨床助教 (20624935)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | ホジキンリンパ腫 / 小児がん / マイクロアレイ / 分子遺伝学 |
Research Abstract |
小児ホジキンリンパ腫の更なる治療成績の向上を目標として、小児ホジキンリンパ腫の病態解析を試みている。平成24年度においては日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)における「小児ホジキンリンパ腫臨床研究」が準備段階であり、他施設からの検体収集は行っていない。現時点で共同研究者である九州大学古賀を中心に研究の精度を向上すべく、当初予定していた観察研究ではなく介入試験として開始する予定であり間もなく完成予定である。 当院経験症例に対しては、血清、全血および病理組織を保存し、当初予定通りに患者血清を用いてcytokine FACSによる血清中サイトカイン測定、全血を用いてFACSによるリンパ球表面マーカー測定、組織(凍結)RS細胞を用いてマイクロダイセクション手技を用いたRS細胞の抽出、microarrayによるサイトカイン発現解析を行うべく準備中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床試験の準備が間もなく完成予定である。当院経験症例に対しては、血清、全血および病理組織を保存し、当初予定通りに患者血清を用いてcytokine FACSによる血清中サイトカイン測定、全血を用いてFACSによるリンパ球表面マーカー測定、組織(凍結)RS細胞を用いてマイクロダイセクション手技を用いたRS細胞の抽出、microarrayによるサイトカイン発現解析を行うべく準備中である。 他施設検体は試験開始より収集予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)における「小児ホジキンリンパ腫観察研究」開始後、JPLSG参加施設における登録症例より検体を送付していただき、患者血清を用いてcytokine FACSによる血清中サイトカイン測定、全血を用いてFACSによるリンパ球表面マーカー測定、組織(凍結)RS細胞を用いてマイクロダイセクション手技を用いたRS細胞の抽出、microarrayによるサイトカイン発現解析を進める。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)における「小児ホジキンリンパ腫観察研究」開始後、JPLSG参加施設における登録症例より検体を送付していただき、患者血清を用いてcytokine FACSによる血清中サイトカイン測定、全血を用いてFACSによるリンパ球表面マーカー測定、組織(凍結)RS細胞を用いてマイクロダイセクション手技を用いたRS細胞の抽出、microarrayによるサイトカイン発現解析を進める。
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