2013 Fiscal Year Research-status Report
最適化された光線療法による乾癬の制御性T細胞の機能回復
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24791167
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
古橋 卓也 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (40623476)
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Keywords | 制御性T細胞 / 機能回復 / 乾癬 / 生物学的製剤 |
Research Abstract |
乾癬における光線療法とT細胞の関係において,特に制御性T細胞の機能回復について研究をすすめてきた.昨年度dysfunctional Tregの機能回復が誘導されるかどうかという事象について,患者14名,健常人18名の検討において証明し,その結果について論文化,第1報として報告した.今年度の結果としてBiologicsの影響について検討をすすめた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1, 乾癬末梢血中のTh17の同定 2, 乾癬末梢血中のTregの同定 3, 血清中サイトカインの測定 4, Th17、 Tregの臨床的意義の検討 6,Dysfunctional Tregの機能回復 7,Biologicsと光線療法の検討という研究目標を掲げた.現在達成されている項目は1から6であり,7へと進んでいる.おおむね順調に進展している.
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Strategy for Future Research Activity |
1, 乾癬末梢血中のTh17の同定 2, 乾癬末梢血中のTregの同定 3, 血清中サイトカインの測定 4, Th17、 Tregの臨床的意義の検討 6,Dysfunctional Tregの機能回復 7,Biologicsと光線療法の検討という研究目標を掲げた.今後もこれら研究計画に従っていく.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
昨年度蓄積したデータをもとに,今年度はデータをまとめる作業を中心としたため,次年度に使用額が生じた. まとめたデータから得られた結論をもとに,さらなる追加実験のため,研究費の使用を計画している.
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Research Products
(4 results)