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2013 Fiscal Year Research-status Report

低線量多時相 Dual Energy CT による尿路系腫瘍検出能の改善

Research Project

Project/Area Number 24791309
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

本田 有紀子  広島大学, 大学病院, 医科診療医 (60604486)

KeywordsDual Energy CT / 上部尿路腫瘍診断
Research Abstract

本研究の目的は、最新のDual Energy CTを用いた低線量多時相撮像データによる新たな画像開発(仮想全尿管拡張像、尿管および尿路上皮腫瘍の選択的描出像)であり、上部尿路腫瘍の臨床診断への応用を目指すものである。
H24年度から当院で本格稼働している最新鋭320列MDCTを使用し実験を行っている。途中、検出器の変更があり再実験を余儀なくされた。
更に、当院で採用されている Dual Energy CT (DECT Toshiba社製)は、Fast kV Switchingが可能なGE、Dual SourceのSiemens 社製と比べ、これまでDECT技術の活用に困難を伴い、実験が思うように進まずにきていた。そんな中、H25年8月に発表されたToshibaの新しいDECT技術が、H25年秋より当院でも使用可能となり、現在この技術を用いてファントムの再実験を行っているところである。
H26 年度中に、ファントムを用いた低線量多時相撮像データによる実験結果(仮想全尿管拡張像、尿管および尿路上皮腫瘍の選択的描出像)さらにその臨床応用とあわせ、国際学会および論文としての発表を行う予定である。
尚、開発した撮像法を臨床例で応用する際、その診断能を検証する予定であるため、以前の当院の上部尿路腫瘍におけるCT画像をretrospectiveに検証し、上部尿路の診断法について現在論文を作成し、投稿予定である。これに基づき、新たな撮像法での臨床応用例について、診断能評価を行っていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

H24年度から当院で本格稼働している最新鋭320列MDCTを使用し実験を行っている。途中、検出器の変更があり再実験を余儀なくされた。
更に、当院で採用されている Dual Energy CT (DECT Toshiba社製)は、Fast kV Switchingが可能なGE、Dual SourceのSiemens 社製と比べ、これまでDECT技術の活用に困難を伴い、実験が思うように進まずにきていた。そんな中、H25年8月に発表されたToshibaの新しいDECT技術が、H25年秋より当院でも使用可能となり、現在この技術を用いてファントムの再実験を行っているところである。そのため当初の予定より遅れているが、H25年秋からのファントム実験については現在順調にすすんでいる。

Strategy for Future Research Activity

H24年度から当院で本格稼働している最新鋭320列MDCTを使用し実験を行っている。途中、検出器の変更があり再実験を余儀なくされた。
更に、当院で採用されている Dual Energy CT (DECT Toshiba社製)は、Fast kV Switchingが可能なGE、Dual SourceのSiemens 社製と比べ、これまでDECT技術の活用に困難を伴い、実験が思うように進まずにきていた。そんな中、H25年8月に発表されたToshibaの新しいDECT技術が、H25年秋より当院でも使用可能となり、現在この技術を用いてファントムの再実験を行っているところである。
上記事情により、当初の予定より実験の進行は遅れているが、H25年秋より行っているファントム実験は順調に進んでおり、H26 年度中に、ファントムを用いた低線量多時相撮像データによる実験結果(仮想全尿管拡張像、尿管および尿路上皮腫瘍の選択的描出像)さらにその臨床応用とあわせ、国際学会および論文としての発表を行う予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

本研究は、H24年度から当院で本格稼働している最新鋭320列MDCTを使用し実験を行っている。途中、検出器の変更があり再実験を余儀なくされた。更に、当院で採用されている Dual Energy CT (DECT Toshiba社製)は、Fast kV Switchingが可能なGE、Dual SourceのSiemens 社製と比べ、これまでDECT技術の活用に困難を伴い、実験が思うように進まずにきていた。そんな中、H25年8月に発表されたToshibaの新しいDECT技術が、H25年秋より当院でも使用可能となり、現在この技術を用いてファントムの再実験を行っているところである。H25 年度中に、実験結果さらにその臨床応用とあわせ、国際学会および論文として発表予定であったが、計画を変更し、H25年秋より、新たなファントム作成、解析が必要となったため次年度使用額が発生した。
H25 年度秋より行っている、ファントムを用いた低線量多時相撮像データによる実験結果(仮想全尿管拡張像、尿管および尿路上皮腫瘍の選択的描出像)さらにその臨床応用とあわせ、国際学会および論文としての発表を次年度に行うこととしその経費に充てる予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Differentiation between T2- and T3 urothelial cancer by using MDCT: Proposal of new diagnostic criteria2013

    • Author(s)
      Yukiko Honda
    • Organizer
      RSNA
    • Place of Presentation
      Chicago, USA
    • Year and Date
      20131201-20131206

URL: 

Published: 2015-05-28  

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