2014 Fiscal Year Annual Research Report
臨床検体を用いた顕微質量分析法による消化器癌特異的代謝機構の可視化と解析
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24791395
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
田中 真之 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30573414)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | バイオマーカー / メタボローム解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまで肝切除検体を用いたHE染色・免疫染色を行い、臨床的悪性度・細胞増殖を評価してきた。これらを元に、新たな診断的バイオマーカーや治療標的となる代謝経路の探索を目指している。 2014年度より、臨床試験「肝切除の周術期栄養介入の有用性と肝再生に関する研究」(承認番号:20130452)を開始し、肝癌周術期の血液・尿を採取している。現在これら血液・尿検体のメタボローム解析を行っており、これにより、周術期の各種パラメータの変化及び肝癌のバイオマーカー同定を目指している。
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Research Products
(4 results)
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[Presentation] 当院におけるNASH肝癌切除例の検討2014
Author(s)
岸田憲弘, 板野理, 辻川華子, 真杉洋平, 篠田昌宏, 北郷実, 日比泰造, 阿部雄太, 八木洋, 坂元亨宇, 北川雄光
Organizer
第12回日本消化器外科学会大会
Place of Presentation
神戸国際展示場(兵庫県・神戸市)
Year and Date
2014-10-23 – 2014-10-26
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[Presentation] 肝内胆管癌における系統的リンパ節郭清の意義2014
Author(s)
藤田優裕, 日比泰造, 板野理, 香月優亮, 田中真之, 門多由恵, 八木洋, 阿部雄太, 篠田昌宏, 北郷実, 北川雄光
Organizer
第26回日本肝胆膵外科学会
Place of Presentation
和歌山県民文化会館(和歌山県・和歌山市)
Year and Date
2014-06-11 – 2014-06-13
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[Presentation] 多発肝癌に対して外科的切除が有用である因子の検討2014
Author(s)
高木知聡, 阿部雄太, 板野理, 篠田昌宏, 北郷実, 八木洋, 日比泰造, 門多由恵, 香月優亮, 田中真之, 岸田憲弘, 猪股研太, 石井政嗣, 雨宮隆介, 藤田優裕, 皆川卓也, 北川雄光
Organizer
第50回日本肝癌研究会
Place of Presentation
国立京都国際会館(京都府・京都市)
Year and Date
2014-06-05 – 2014-06-06