2014 Fiscal Year Research-status Report
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24791597
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
廣瀬 佳代 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 徳島大学特別研究員 (40532221)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 特発性肺線維症 / フォスフォジエステラーゼ |
Outline of Annual Research Achievements |
特発性肺線維症(間質性肺炎の一種)は、慢性進行性、原因不明の肺疾患であり、稀な疾患である。その中で手術を受ける患者の肺組織を入手するには、長年の年月が必要であり、多施設で収集を行っている。 科学研究費申請時に検体収集を予定していた機関から、検体採取の協力が得られなかったため、現在は徳島大学、高知大学、および東京大学の倫理委員会の承認を得て、検体収集を行っている。 現在5症例程度の間質性肺炎症例の検体を入手しており、また、同時に対照群の肺組織の収集も行っている。 今後、一定の検体が確保された段階で、タンパク質解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初検体収集を予定していた機関から協力を得られなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、検体の収集を継続する。
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Causes of Carryover |
当初検体収集を予定していた機関からの協力を得られなかったため、研究開始が大幅に遅れた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
検体が一定数確保できた段階で、蛍光染色とWesternblottingを行う。その際に必要となる試薬やテクニカルアシスタント代金。また、成果発表のために学会出張を行う際の旅費。
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Research Products
(4 results)