2012 Fiscal Year Research-status Report
病態モデル膀胱上皮細胞の伸展刺激に対するATP放出のメカニズム
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24791641
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
吉良 聡 山梨大学, 医学部附属病院, 医員 (10530115)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | VNUT / 膀胱 |
Research Abstract |
目的;過活動膀胱に代表される蓄尿障害に対して、有効かつ副作用の少ない治療法を開発するために蓄尿期における求心路生理メカニズムを解明することが重要である。本研究では、小胞型ヌクレオチドトランスポーター(VNUT)に着目し、VNUTが膀胱上皮にも発現し伸展刺激に対してATP放出応答していることを確認し、WTと病態モデルマウス(VNUT KOマウス、炎症膀胱モデル、閉塞膀胱モデル)における上記メカニズムの意義に関して検討した。 結果; まずWTマウス膀胱上皮において、組織学的免疫染色やmRNA、タンパクレベルで検討しその発現を確認した。次に、マウス膀胱上皮培養細胞において、伸展刺激を加えることによりルシフェリン・ルシフェラーゼassayを用いたPhotonscanning法においてATP放出を可視化し確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当施設内の機器(ATP Photon Counting)の不良により、当初の予定よりWTマウスにおけるVNUTの機能発現に関する確認に予想以上に時間がかかってしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度以降は病態モデルマウス(VNUT KO マウス、炎症膀胱モデル、閉塞膀胱モデル)を用いて、膀胱上皮培養細胞におけるVNUTのメカニズムがWTと比較してどのように変化しているかを検討したい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初の予定より計画が遅れているため繰越金が発生した。現状のままではATP Photon Counting機器が不安定な状態であるため、当該機器の修理および、付属機器(PC等)の新規購入に使用する予定。
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Research Products
(2 results)