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2012 Fiscal Year Research-status Report

尿路性器癌における自己癌ワクチン化療法と放射線療法併用に関する基盤研究

Research Project

Project/Area Number 24791650
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

小林 泰之  岡山大学, 大学病院, 助教 (50366027)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords尿路性器癌 / 遺伝子治療 / 放射線 / REIC
Research Abstract

前立腺癌に対する放射線治療の技術が向上し、前立腺局所に高線量を照射できるツールも出現してきた。しかし、こうした技術の向上にも関わらず、前立腺癌においては転移および再発率が高いのが現状である。そこで、新規の癌免疫療法:REIC遺伝子治療による抗癌免疫誘導効果に着目し、REIC遺伝子治療と放射線治療とを併用することで従来制御不能であった進行性前立腺癌の制癌効果を高めようとすることが本研究の目的である。今回、REIC遺伝子をコードしたアデノウイルスベクター(Ad-REIC)を用いて、in vitroにて研究を行った。現在まで、ヒト前立腺癌由来細胞株 PC3 cell lineにおいて、Ad-REIC(MOI)添加と放射線照射(Gy)の併用によるcell viabilityアッセイについて、実験条件の検討を行っている。また、担癌マウスモデルにAd-REICを腫瘍内投与した場合の抗癌免疫の活性化についても同時に解析を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

現在までに、Ad-REIC(MOI)添加と放射線照射(Gy)に関するin vitroでの予備実験はおおむね完了しており、これらの併用効果について実際に解析を進めている。

Strategy for Future Research Activity

本申請研究では、in vitro実験での成果を基に、in vivo研究としてAd-REICと放射線照射との併用による抗癌免疫の相乗的活性化を検証する。来年度以降、in vitroでの研究を進めると同時に、担癌マウスモデルにAd-REICを腫瘍内(in vivo)投与した場合の抗癌免疫の活性化についても、解析を進める予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

予定していた学会の参加を見合わせたため、繰り越し金が発生した。本年度、予定学会への参加を予定している。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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