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2013 Fiscal Year Research-status Report

尿路性器癌における自己癌ワクチン化療法と放射線療法併用に関する基盤研究

Research Project

Project/Area Number 24791650
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

小林 泰之  岡山大学, 大学病院, 助教 (50366027)

Keywords前立腺癌 / 遺伝子治療 / REIC
Research Abstract

前立腺癌に対する放射線治療の技術が向上し、前立腺局所に高線量を照射できるツールも出現してきた。しかし、こうした技術の向上にも関わらず、前立腺癌においては転移および再発率が高いのが現状である。そこで、新規の癌免疫療法:REIC遺伝子治療による抗癌免疫誘導効果に着目し、REIC遺伝子治療と放射線治療とを併用することで従来制御不能であった進行性前立腺癌の制癌効果を高めようとすることが本研究の目的である。今回、REIC遺伝子をコードしたアデノウイルスベクター(Ad-REIC)を用いて、in vitroにて研究を行った。現在まで、ヒト前立腺癌由来細胞株 PC3 cell lineにおいて、Ad-REIC(MOI)添加と放射線照射(Gy)の併用によるcell viabilityアッセイについて、実験条件の検討を行っている。また、担癌マウスモデルにAd-REICを腫瘍内投与する解析を実施する為、種々のマウス由来癌細胞におけるAd-REICの感受性試験、および腫瘍形成能の解析を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

昨年までに、Ad-REIC(MOI)添加と放射線照射(Gy)に関するin vitroでの条件解析が行われた。引き続き、申請内容を踏まえて研究を推進する。

Strategy for Future Research Activity

本申請研究により、内分泌療法抵抗性前立腺癌におけるREICの関与が明らかとなってきた。このシグナルが、前立腺癌の放射線療法の抵抗性の獲得にどのように関与するか、新たな切り口での解析を開始する。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

昨年までに、Ad-REIC(MOI)添加と放射線照射(Gy)に関するin vitroでの条件解析が順調に遂行でき、また出張旅費等が予定額より少なかったため。
本年も予定通り研究を進めていく。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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