2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24791832
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
石川 有美(鴇田有美) 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 技術補佐員 (60396439)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 眼科臨床 |
Outline of Annual Research Achievements |
加齢黄斑変性症(AMD)や糖尿病網膜症は失明疾患の上位にあるが、最新のVEGF抗体投与は比較的良好な結果が報告されている。しかし繰り返しの長期間投与が必要で、終了の時期は全く不明である。今回のテーマは治療法のテーラーメイド化と投与方法の最適化、並びにVEGF刺激因子を検討することを目的とした。そして今年度(26年度)は、特にVEGF刺激因子を検討することを目的とした。まず昨年度作製した網膜色素上皮細胞(RPE)に虚血などのストレス応答の中枢に近いhypoxia-inducible factor(HIF)因子結合elementをプロモーターに持つGFP遺伝子を組み込んだ細胞を再度作製し、さらにベクターを含まない細胞とともに通常培養、低酸素培養、低酸素培養とさらにグルコース除去培養を行い、最もVEGF発現が増強される低酸素培養+グルコース除去培養の結果をその他の群と比較し、プロテオミクス解析を利用して、VEGF発現に影響を与える因子を解析した。その結果、既知の遺伝子ファミリーの存在が重要な役割を担っていることが推測されたため、real-time PCRとウェスタンブロッティングで追加解析を行った。その結果遺伝子発現をsiRNAで抑制するとVEGF発現が抑制されることが判明した。この因子はすでにKOマウスが作製されていたために、凍結胚から個体の作製を行い、繁殖を行った。現在解析できるまでになったために、まず光凝固誘発の脈絡膜新生血管マウス動物モデル作製から開始・評価予定である。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] A Platform for Controlled Dual-Drug Delivery to the Retina: Protective Effects against Light-Induced Retinal Damage in Rats2014
Author(s)
Nagai N, Kaji H, Onami H, Katsukura Y, Ishikawa Y, Zhaleh KN, Sampei K, Iwata S, Ito S, Nishizawa M, Nakazawa T, Osumi N, Mashima Y, Abe T.
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Journal Title
Advanced Healthcare Materials
Volume: 3(10)
Pages: 1555-1560
DOI
Peer Reviewed / Open Access