• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2013 Fiscal Year Research-status Report

前向き調査による糖尿病網膜症関連遺伝子の網膜症、黄斑症の進展に及ぼす効果の検討

Research Project

Project/Area Number 24791880
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

中村 新子  東京女子医科大学, 医学部, 非常勤講師 (70366300)

Keywords糖尿病網膜症
Research Abstract

1.平成15年より開始している追跡調査の10年目の評価を行った。その方法としては当センター内科通院中の患者は1年に1度は網膜症精査目的で眼科受診をしている。登録されている対象の平成25年度の眼科カルテを調査し、最新の内科データとともに網膜症や黄斑症のグレーディングを評価した。平成25年中に眼科受診が出来ていない対象については、その原因をカルテ上で確認し対象の離脱が最小限になるように工夫した。例えば内科受診を続けている対象については内科主治医に眼科受診状況を説明し、内科受診時に眼科受診を促すように依頼した。
2.新規コホート集団を立ち上げた。その方法としては糖尿病センター内科初診の患者が、内科受診後に合併症精査目的で眼科受診をした際に登録を行った。また他院眼科より精査加療目的で当眼科に紹介受診した対象についても登録を行った。現時点で新規コホート集団の人数は199名(網膜症を認めない対象46名、網膜症を認める対象153名)であった。
3.新規コホート集団においてVEGF遺伝子多型と網膜症の発症、進展の関連について調査を行った。
4.Transcription factor-7-like 2(TCF7L2)遺伝子は2型糖尿病感受性遺伝子であるが、TCF7L2-rs7903146は増殖糖尿病網膜症の発症リスクであると報告がなされた。新規コホート集団において網膜症の発症、進展とTCF7L2多型の関連について解析を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

サンプル収集、データベース作成、タイピングは順調に進んでいるが成果発表まで達成していない。

Strategy for Future Research Activity

積極的に成果を発表する機会を設ける。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

研究の進行状況により、当初の見積もり金額を下回ったため。
さらなるサンプル数の増加や新たな網膜症候補遺伝子多型の調査を行う。

URL: 

Published: 2015-05-28  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi