2012 Fiscal Year Research-status Report
被包型脂肪移植モデルを用いた効果的な遊離脂肪移植法の開発
Project/Area Number |
24791909
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
吉田 行貴 高知大学, 医学部附属病院, 特任助教 (90436402)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 脂肪移植 |
Research Abstract |
形成外科領域において、遊離脂肪移植は一般的な手技であり、またその簡便さから臨床的に行われる機会が多い。しかし、実際に生着する脂肪はその半分程度と言われており、場合によっては壊死融解した脂肪組織が原因で感染を起こすこともありうる。われわれは、ラットを用いて脂肪組織の最も効果的な移植方法を調査し、それを臨床応用するべく実験計画を立案した。平成24年度においてはその移植方法を検討して動物実験計画書を提出して、それが受理された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
より効果的な脂肪移植の検討に時間を要し、動物実験計画書の承認に時間がかかってしまった。動物実験計画書が承認され、マウスを購入でき次第実験を開始するつもりである。
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Strategy for Future Research Activity |
動物実験計画書が承認されたので、動物実験を実施する。具体的には、ラットやウサギの鼠径部から脂肪を採取し、生体膜、人工膜でそれぞれつつみ、腹部皮下へ移植。1ヶ月後にサンプル採取、計測を行いデータ収集・解析等を行っていく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
実験用動物(ラット、ウサギ)や試薬、実験用消耗品類の購入ならびに専門的知識の提供に対する謝金や旅費等使用する予定。
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