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2013 Fiscal Year Research-status Report

助産師の人材確保に向けた要因と助産基礎教育に関する研究

Research Project

Project/Area Number 24792416
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

原田 通予  東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (40459673)

Keywords助産基礎教育 / 助産管理 / 助産師教育 / 人材確保
Research Abstract

本研究は、助産師の人材確保に向けた要因と助産基礎教育に関する関連を検討することを目的に実施している。本研究は2段階の研究計画で構成されており第1研究では、半構造的面接法によって調査を行い助産師の現状を分析する。第2研究は、第1研究で得られた結果から、調査表を作成し全国調査を実施する研究である。今年度は、H24年度に実施した「助産師の体験」について面接調査を継続し、3施設の師長から5名の助産師を紹介して頂きインタビューを実施した。第1研究として10名のインタビューを終了した段階で質的帰納的に分析を行った。助産師の体験を明確にし、本調査である第2研究の調査表の作成を行った。調査表の信頼性・妥当性を確保するために予備調査を行いその後、修正・予備調査を繰り返し実施した。調査表の信頼性・妥当性が担保された段階で倫理委員会の申請書・研究計画書等の一式を作成した。その後、研究者が所属する大学の倫理委員会へ申請を行い、倫理審査を受け、倫理的観点からその妥当性が承認された。
倫理委員会の承認が得られた後、対象者への説明書および調査書の印刷、調査実施へ向けた準備を行った。調査対象者の施設選定は全国の周産期母子医療センターと一般病院を無作為抽出法によって50施設の抽出を行った。来年度に予定されている調査表の配布ができる段階となっている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本研究課題は、以下のことから、おおむね順調に進行していると考えられる。
(1)研究者が所属する倫理委員会により、倫理的観点からの妥当性に関する倫理審査の承認を得られていること(2)データ収集施設のリスト作成が終了して、配布できる状況になっている(3)研究者は、本研究課題の予備的研究を実施したため、データ分析の準備ができている(4)統計学的専門家から定期的にスーパーバイズを受けている。
以上のことから、H26年度の最終年度に向けて計画通りに実施できている。

Strategy for Future Research Activity

今年度は、最終年度として助産師の人材確保と助産基礎教育関連を検討するために以下の内容で計画を実施する予定である。
(1)質問紙調査を実施:全国の40~50施設へ配布し、調査表の回収(郵送法)を実施する。回収率の目標を30%としているが、回収率が30%を下回っていた場合は再度調査書の配布を実施する予定である。
(2)調査結果を統計学的に解析する。
課題として分析の過程で統計学的専門化からスーパーバイズを受け、分析における信頼性、妥当性、整合性の確保を行う予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

今年度、調査書の一部を配布し、調査を開始することを予定し予算として計上していた。しかし、調査書等の準備ができたのが3月の年度末であり、その時期は人材の入れ替わりにより多忙でかつ煩雑化されていることが予測された。そのため、調査を実施しても回収率が低くなり、調査結果へ影響を受けるリスクがあったため、新年度がはじまり病院・病棟が落ち着きはじめた時期に調査をするように計画を変更を行った。
そのため今年度、予算執行であった調査書を配布するために必要な人件費、郵送料金等を含め予算執行をしていないため来年度へ使用することになった。また学会への参加、分析に必要な図書やOA機器等も来年度へ執行予定である。
次年度以降の計画を以下の通り実施する。調査書の配布:75,000円(郵送代金1500円×50施設)、調査書の回収:82,000円(82円×1,000名)、回収調査書の整理:17600円(8時間×1,100円×2名)データ入力:55,000円(1時間入力として20名:50時間×1,100円)、分析に必要な統計パッケージ100,000円、図書、OA機器を24,000円として計上する。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 周産期母子医療センターに勤務する助産師の困難な体験

    • Author(s)
      原田通予
    • Organizer
      第54回 日本母性衛生学会 学術集会
    • Place of Presentation
      東京 大宮

URL: 

Published: 2015-05-28  

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