2012 Fiscal Year Research-status Report
「リウマチとともに人生を切り拓く」リウマチ患者と配偶者への支援方法に関する研究
Project/Area Number |
24792445
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Yamagata Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
山田 香 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (90582958)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 関節リウマチ / ライフコース |
Research Abstract |
本研究の目的は、ライフコース研究をもちいて、関節リウマチ患者とその配偶者の生活の歴史を当事者の視点で捉えようとするものである。調査地域として、山形県内と関西圏を予定している。 平成24年度の研究実施計画では、インタビューガイドの作成と山形県内での調査を予定していた。 【インタビューガイドの作成】:関節リウマチ患者に対する理解を深めるとともに、研究協力者を募る目的のため、リウマチ友の会山形支部の活動に参加した。あわせて、プレインタビューを行い、本研究の調査方法およびインタビューガイドの検討材料とした。また、関節リウマチ患者の闘病記の内容分析を行い、インタビューガイドを作成した。 【その他調査準備】:関節リウマチの理解のため、疾患、治療方法の変遷、社会保障制度に関する知識の習得に努めた。研究手法(質的研究・ライフコース研究)について、東北大学大学院情報科学研究科社会構造変動論研究室の小林一穂教授・徳川直人准教授より、スーパーバイズを受けた。また、同研究室の調査に同行し、面談調査のトレーニングを行った。 【学会発表】:関節リウマチ患者に代表される慢性疾患患者の社会における「患者役割」の変遷および欧米における慢性疾患患者活動の先進的な取り組みについて整理し、東北社会学会において口頭発表を行った。インタビューガイドを作成にあたって、関節リウマチ患者の闘病記の内容分析を行った結果についても、平成25年度に学会発表の予定である。 【調査】:現在2名の研究参加者のインタビューデータを分析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビューガイドの作成に予想以上の時間を要した。そのため、当初、秋に予定していた山形県内でのインタビュー時期が冬期に延期になってしまった。しかし、冬期間は関節リウマチ患者にとって、外出が困難な時期であるため、インタビューの実施ができなかった。加えて、研究者の勤務先で休職者がでたことにより、業務分担が大幅に増大し、調査時間の確保ができなかった。以上の事情から、インタビュー実施の日程調整がつかなかったこととが研究計画遅延の理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24年度は、インタビューガイド作成の遅延と研究者の他の業務分担の増大により、予定していた山形県内でのインタビュー調査が実施できなかったため、謝金および旅費が使用されなかった。現在はインタビューガイドも作成済みであり、職場環境も整い調査実施のための時間の確保が可能となった。そのため、平成25年度は、H24年度に予定していた分のインタビュー調査を実施し、あわせて、平成25年度分の調査も実施予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成24年度に予定していた山形県内でのインタビュー調査を実施し、あわせて、平成25年度分の調査も実施予定である。当初の計画通り、インタビュー調査実施のための謝金および旅費の使用を予定している。 また、学会発表を複数予定しているため、そのための費用として使用する計画である。
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Research Products
(1 results)