2012 Fiscal Year Research-status Report
内視鏡治療を受け在宅療養するがん患者を支援するテレナーシングシステムの考案
Project/Area Number |
24792449
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Chiba Prefectural University of Health Sciences |
Principal Investigator |
大内 美穂子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 助教 (30614507)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | テレナーシング / 内視鏡治療 / がん看護 |
Research Abstract |
研究1.内視鏡治療を受け在宅療養するがん患者のテレナーシングに対するニーズ調査は、内視鏡治療を受け在宅療養するがん患者のテレナーシングに対するニーズを明らかにする目的で、平成24年度は文献検討、関連学会で情報収集後、アンケート項目を抽出しアンケート用紙を作成した。平成24年7月、本学倫理審査申請・承認後、平成25年3月、2施設に研究協力依頼し、施設の倫理審査承認後アンケートを配布し始めた。対象者が少ないこともあり、アンケート配布期間の延長や研究協力施設を増やし、回収数を増加できるようにする予定である。 研究2.内視鏡治療を受け在宅療養するがん患者を対象としたテレナーシングシステム導入に向けたインタビュー調査は、内視鏡治療を受け在宅療養するがん患者を対象としたテレナーシングシステムを施設に導入できる可能性と問題点を明らかにするため、文献検討した後、インタビューガイドを作成した。平成24年7月、本学倫理審査申請・承認後、平成25年3月、2施設に研究協力依頼し、施設の倫理審査承認後、平成25年5月よりインタビュー実施予定。対象者が少ないため、研究協力施設を増やすことで対象者を確保していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
大学の倫理審査申請後から、施設の倫理審査を依頼・承認までに時間がかかり、施設のの倫理審査結果を受けてアンケートを洗練させることを繰り返したため、アンケート配布までの時間がかかった。その結果、平成24年度中に結果まで出す予定であった2つの研究が現在進行中であるため、遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
現在進行中の2つの研究については結果・分析を進めると同時に、研究協力施設・研究対象者を増やす働きかけを継続して、アンケートの回収数と、インタビュー対象者の増数を図る。研究1・2の結果を基に、患者のニーズに合ったテレナーシングを実践している施設を探索し、テレナーシングのの運用の実際を学び、また、インタビューから得たテレナーシング導入の問題点の解決方法について、テレナーシングを実践している施設から情報収集して示唆を得る。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次年度は研究1・2に関して結果・分析を進め、学会などで研究成果を発表するため、学会参加費や旅費を計上する。また、テレナーシングの実践についてフィールドワークを行う予定である。昨年度から継続している研究2については、インタビューのためのICレコーダーや、テープ起こしの費用を計上する。フィールドワークのための旅費、記録用ビデオカメラの購入等に研究費を計上する。
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