2012 Fiscal Year Research-status Report
がんの早期からの緩和ケア看護援助モデルに関する基礎研究
Project/Area Number |
24792457
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Kobe City College of Nursing |
Principal Investigator |
高山 良子 神戸市看護大学, 看護学部, 講師 (30582704)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 緩和ケア |
Research Abstract |
本研究の目的は、がん患者と家族のがんの早期からCancer Trajectoryにおける緩和ケアニーズを明らかにすることである。 平成24年度は、研究目標1:Cnancer Trajectoryの各フェーズにおけるがん患者と家族の緩和ケアニーズをQOLの4側面から明らかにすることを達成するために、緩和ケアニーズに関する文献調査を行った。がんの診断期・治療期・慢性期・再発期・終末期の各フェーズでの分類を試みたが、終末期の緩和ケアニーズがほとんどで、診断期や治療期・慢性期の緩和ケアニーズを明確にすることができなかった。また、本研究のフィールドとして、地域病院でがん看護外来を開設し、フィールドの開拓を行い、緩和ケアニーズに関する質的機能的研究の準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成25年度は、A緩和ケアニーズに関する文献調査、B緩和ケアニーズに関する質的研究の準備及び調査開始を計画していたが、Bの研究計画書の作成と調査開始まで到達することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
研究目標1:Cancer Trajectryの各フェーズにおかるがん患者と家族の緩和ケアニーズをQOLの4側面から明らかにするために、研究計画B:がん患者と家族のがんの早期からの緩和ケアニーズに関する質的研究を実施する。 しかし、平成24年度に研究フィールドとしていた施設の統廃合や対象者数の減少もあり、新たに研究フィールドを開拓する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
①CancerTrajectryにおける緩和ケアに関する国内外の調査旅費:40万円 ②関連図書・消耗品購入:30万円 ③研究協力者への謝金等:30万円 ④その他:10万円 を計画している。
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