2012 Fiscal Year Research-status Report
我が国史上初の術後せん妄を早期発見するためのアセスメントスケールの開発
Project/Area Number |
24792458
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
松浦 純平 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30533723)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 術後せん妄 |
Research Abstract |
本研究の目的であるベテラン看護師が感じている術後せん妄発症前駆症状につながる臨床判断の根拠となる今までの臨床経験で培われた経験知に基づく看護実践は何かを明らかにするために以下の手順で研究を進めている。 医学中央雑誌にて先行文献から術後せん妄前駆症状に関する術後せん妄の前駆症状に関する項目抽出と臨床外科看護経験5年以上の看護師20名への半構成的面接を実施した。面接調査から得られたデータについて、記述統計を実施して術後せん妄前駆症状項目を抽出した。 今後は、この前駆症状項目内容を精査し、質問紙調査票を作成し病院に勤務している臨床看護師へ質問紙調査を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
医学中央雑誌にて先行文献から術後せん妄前駆症状に関する術後せん妄の前駆症状に関する項目抽出と臨床外科看護経験5年以上の看護師20名への半構成的面接を実施した。面接調査から得られたデータについて、記述統計を実施して術後せん妄前駆症状項目を抽出した。 今後は、この前駆症状項目内容を精査し、質問紙調査票を作成し病院に勤務している臨床看護師へ質問紙調査を実施する予定である。しかし、質問紙調査項目の選定に時間が掛かっているため当初の計画より遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙用紙に基づく調査を実施し統計処理を実施しアセスメントツールを作成する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
質問紙調査作成費用、質問紙配布回収費用などに使用する。
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