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2013 Fiscal Year Research-status Report

告知後がん患者のストレス対処における自己効力を活用した看護支援プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 24792471
Research InstitutionBukkyo University

Principal Investigator

高岡 寿江  佛教大学, 保健医療技術学部, 講師 (40440896)

Keywordsがん患者 / 告知 / ストレス / 自己効力
Research Abstract

本研究では、告知を受けたがん患者のストレス対処における看護支援の現状を把握し、その結果と告知後がん患者からのインタビュー調査をもとに、自己効力を高める看護支援プログラムを作成し、その有用性を検討することを目的としている。今年度は、昨年度に引き続き、がん患者の告知後のストレス対処における看護支援の現状を調査するために、初発がん患者100名を対象に告知後がん患者のストレス対処行動に特定した自己効力の測定尺度を用いた自記式質問紙調査を行うことを予定しており、先行研究の文献や研究方法に関連する文献の収集・整理・分析等を行い、対象者の検討、調査項目の作成を行った。対象者を確保するために、研究協力病院の新規開拓を行った。調査項目については、専門家よりアドバイスを受け、修正を行った。また研究協力者を新たに得ることもできた。
一方、学会やセミナー等に参加し、本研究が関連するがん看護についての最新の知見を得るだけでなく、研究方法に関する知見も得るなど、広い視野で研究に取り組めるような基盤づくりを行った。また、自己効力を高める看護支援プログラムに導入することを検討しているリラクセーション法など代替補完療法についての技術についても講習会に参加して学び、プログラムに導入できるように準備を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

昨年度から研究者が研究機関を異動したこと、そして、研究機関の異動に伴い研究協力病院の変更が必要になったこと、研究者の健康上の問題のために進行が遅れていた。今年度は研究機関が開設2年目の学科であったため、学科自体の基盤整備や教育活動が中心となり、研究活動へのエフォートが十分に確保できなかったことや、研究協力病院の新規開拓に時間を要したため。

Strategy for Future Research Activity

研究機関の環境も整ってきており、本研究へのエフォートは確保できるようになると考える。また、今後の調査実施においては、研究協力病院の新規開拓を行ったことで、調査対象も確保できると考える。もし、対象者の確保が難しくなった場合は、研究協力病院のがん患者サロンなどにも調査依頼を行う予定である。研究協力者も増え、データの収集・入力なども今まで想定したよりも迅速に行えると考える。まずは現状調査を速やかに行い、看護支援プログラムの試案作成を目指す。自己効力を高める看護支援プログラムに導入することを検討している代替補完療法等についての技術についても、引き続き講習会等で学び、プログラムへの導入準備を進める。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

今年度は主に研究環境の整備、先行研究の文献や研究方法に関連する文献の収集・整理・分析等への使用のみであり、未使用金を次年度に繰り越すこととなった。
次年度は調査を実施するため、情報管理・分析用の備品や消耗品の購入、研究協力病院への出張費・通信費、調査の実施・分析時に助言を求めるスーパーバイザーへの謝金、調査を実施した際の調査対象者・研究協力者への謝金、学会発表等に使用する。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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