2015 Fiscal Year Annual Research Report
有職未婚女性における行動・生理的側面を重視した健康プロモーションプログラムの作成
Project/Area Number |
24792510
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
吉岡 友香子 (大久保友香子) 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (50377678)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 生活習慣 / 自律神経活動 / 月経随伴症状 / 未婚 / 勤労女性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、有職未婚女性の生活習慣(食生活、睡眠・休息、活動など)、生理的(自律神経活動)な側面と月経随伴症状の関係を調査し、有職未婚女性における健康プロモーションプログラム作成に役立てることであった。 有職未婚女性の生活習慣・月経随伴症状の実態について質問紙調査を実施したところ、睡眠の状態を表すPSQIの得点と月経随伴症状を評価するMDQ下位因子との間に関連がみられ、睡眠状態が悪い群は強く月経随伴症状が出ることがわかった。また食生活についても、朝食欠食者の月経随伴症状が強く出ることがわかった。 行動的(睡眠・活動状況)・生理的な側面と月経随伴症状の調査においては、心臓交感神経活動を表すLF/ HFとMDQ下位因子の中でも精神的症状との間に関連がみられた。また、睡眠と月経随伴症状との関連については、寝つきや睡眠の満足度等、睡眠の質との関連がわかった。 以上のことから、有職未婚女性の月経随伴症状緩和のためには、睡眠に影響を与えるメラトニンを増加させる食事摂取方法を含め、睡眠の質を高める指導の必要性が示唆された。
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