2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24792514
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Kagawa Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
植村 裕子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (50353149)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 月経 / 青年期女性 / 身体特性 / 骨盤 |
Research Abstract |
本研究では、①青年期女性の骨盤形態を中心とした身体特性の実態調査を行い、②身体特性と生活習慣・生活様式の関連、③身体特性と月経の関連、④月経周期における身体特性を明らかにすることを目的とする。 平成24年度は文献検討を行い、研究同意書および調査票を作成し、本学の研究等倫理審査の承認を得た。対象は本学の女子大学生。調査票の内容は、生活様式、生活行動に関する項目、月経に関する項目、身体的特性関する項目とした。測定内容は姿勢測定器(ザ・ビッグスポーツ社製PA200)では骨盤の傾斜角、上前腸骨棘の高低差、足圧分布の前後左右の重心比率等、体成分分析器(BIOSPACE社製InBody430)では体重、骨格筋量、体脂肪量、BMI、体脂肪率等の測定を行っている。1回目の実態調査(12月~1月)では、対象者39名であった。この対象者に対して、骨盤プログラムの実施(介入)を依頼し、4月~5月に2回目の実態調査を行っている。月経周期における調査として、月経期、卵胞期、黄体期の3時期の調査を10名程度に依頼し、継続中である。 今後は第2回調査を継続し、データを入力し、分析検討していく。また、12月頃には第3回調査を開始し、対象数を増やしていく予定である。また、得られた結果に対して統計的手法を用いて検討を行い、新たな知見に関しては国内外での学会にて成果を公表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成24年度の計画であった文献検討、調査票の作成、調査・介入、データ入力はおおむね順調に進んでいる。しかし、研究者1人で調査を進めており、測定時間等の調整が難しく、今後は対象者の募集方法を検討して、対象数の拡大をめざす。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度は調査を継続し、研究データ収集を行う。青年期女性の身体特性、月経に関する調査結果から実態について統計的手法を用いて検討し、新たな知見に関しては学会にて成果を公表する予定である。 平成26年度も引き続き、研究データ収集を行う。青年期女性の身体特性と生活習慣・生活様式の関連、身体特性と月経の関連について統計的手法を用いて検討する。また、骨盤プログラムの介入調査の評価とその解釈を行う。得られた知見に関しては学会もしくは誌上にて成果を公表する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度所要見込額660,000円の内訳は、【物品費】300,000円、【旅費】200,000円、【人件費・謝金】100,000円、【その他】60,000円とする。当初計画では、物品費が0円であったが、前年度未使用額をあて、【その他】を少額とした。
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