2013 Fiscal Year Research-status Report
妊娠期・胎児期からの予防歯科啓発・支援モデルの構築
Project/Area Number |
24792529
|
Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
加藤 陽子 久留米大学, 医学部, 講師 (70421302)
|
Keywords | 妊婦歯科健診 / 胎児 / 妊婦 / 口腔衛生 |
Research Abstract |
平成24年度において、全国の市町村の妊婦歯科健診の実施状況をもとに、実施状況マップを作成した。それより、我が国の妊婦への口腔衛生に関する支援は、いまだ発展途上であることが明らかになっている。 平成25年度は、当初の予定を変更している。妊婦及びその子供の口腔の健康状態の把握及び健康管理の実態の調査に向けて、文献検討及び考察を実施して、準備を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成26年度実施予定の妊婦へのアンケートにむけての準備を行った。
|
Strategy for Future Research Activity |
マイナス1歳(妊娠期/胎児期)から始める一生健康な口腔の維持を目指す啓発・支援モデルを考案する。日本人のう蝕は20歳で9割、歯周疾患は15歳で7割を超え一生健康な口腔の維持は難しい現状である。妊婦の口腔衛生が小児う蝕予防の最先端のストラテジーある事や妊娠中の喫煙やカルシウム摂取不足は乳歯及び永久歯の形成不全のリスクと言われることからも一生健康な口腔の維持には妊娠期/胎児期からの健康管理が必要だと考える。今回、妊娠期/胎児期~出産(出生)1年間の母子の口腔の健康意識や管理方法を踏まえ家庭,地域社会(行政),医療機関等で協働し行える口腔の健康維持の啓発・支援モデルを構築する。
|
Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度の研究期間が、研究者の産前産後の休暇及び育児休暇を取得したため、当初の予定を先送りしたため、次年度使用額が生じた。 アンケート実施に関する郵送費、研究遂行に必要な旅費、人件費等に使用する。
|