2012 Fiscal Year Research-status Report
新生児・乳児の生活リズム形成に関する基礎的臨床的研究
Project/Area Number |
24792531
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
藤田 史恵 久留米大学, 医学部, 講師 (60421301)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | サーカディアンリズム |
Research Abstract |
本研究の目的は、新生児集中治療室入院児と産科病棟入院児の生活リズムを縦断的に調査し、新生児・乳児のサーカディアンリズムを考慮したケアの実現と退院後の家族への育児ケアへの支援のための基礎資料を得ることが目的である。 平成24年度は、パイロットスタディーを実施し、アクチグラムやポリソムノグラフィーの解析結果を照らし合わせ、器械の信頼性を確認し、次年度からの研究計画を立てることを実施計画として研究に取り組んだ。 アクチグラムは、現在、NICU入院中の患児およびお産後の褥婦を対象に実施した。また、ポリソムノグラフィーはGCUに入院中の患児に装着し、現在、解析をしている途中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新生児・乳児の生活リズムを知るために必要な物品(アクチグラム)を購入し、他の研究者と協力し合いながら研究を進めることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は他の共同研究者と協力しあいながら、新生児・乳児の生活リズムを知るという1つの目標に向けて研究を続けていく。 平成25年度は、出産後1か月の母親に対してアンケート調査を実施し、新生児や乳児のサーカディアンリズムの影響を与えている要因について明らかにしていく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次年度は、生後1か月児の母親に一斉アンケート調査を実施する予定であるため、アンケートを実施するうえで生じてくる消耗品(切手代、封筒代など)や母親への謝金、またはアンケート後の入力などの謝金に使用する予定にしている。
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