2014 Fiscal Year Research-status Report
インクルーシブ教育システム構築に向けた発達障害児への就学支援の在り方に関する考察
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24792552
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Research Institution | Konan Women's University |
Principal Investigator |
有馬 志津子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (60324787)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | インクルーシブ教育 / 発達障害 / 就学支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
半構造化インタビューによって収集されたデータを繰り返し読み,コード化し,カテゴリ化してテーマを抽出することにより,現象を説明する作業を行っている。コード化とは,文章,段落など,ある意味をもつかたまりに名前をつけることである。カテゴリ化とは,同じような意味内容をもつコードを集めて分類することである。また,このようにして,浮かび上がってきたカテゴリ間の関係性を図式化したり,概念と属性との関係を一覧表にして比較し,テーマやコアカテゴリを見出す作業を行っている。さらに,見出したテーマやコアカテゴリについては,研究課題に関する領域の専門家や,研究参加者と確認し,研究プロセスについては,専門家と検討を行う予定を計画している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成27年4月から育児休業から復職した。教育においては,発達障害のある学生の指導を担当し,調整のための業務量が増した。また,研究においては,新たな課題名「高等教育機関における聴覚障害のある看護学生へのICTを活用した情報保障支援の在り方」での外部資金採択があり,その研究業務も増加した。さらに,大学運営においては,IPE(専門職種連携教育)に向けた業務が増えた。そのため,当研究へのエフォートが減ったが,いずれの業務も当研究と重なる部分も多く,研究目的の達成に向けて,さらなる努力を続けて行きたい。
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Strategy for Future Research Activity |
見出したテーマやコアカテゴリについては,研究課題に関する領域の専門家や,研究参加者と確認し,研究プロセスについては,専門家と検討を行う予定である。
研究成果は学会や学術誌における論文発表を通して発信していく。また,自治体等が主催する講演会・学習会にて発信していく。
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Causes of Carryover |
平成25年1月31日から産前産後の休暇を取得し研究が中断したため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究協力者,専門家とのうちあわせ,研究の成果発表を行うための旅費,研究協力者,専門家への謝金,学会誌投稿料や通信費に充当する。
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