2013 Fiscal Year Research-status Report
在宅療養高齢者の地域連携の満足度に関する研究~よりよい地域連携構築を目指して~
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24792562
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
横尾 誠一 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90508318)
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Keywords | 地域連携 / 在宅 / 高齢者 / 満足度 |
Research Abstract |
本研究の目的は、在宅療養高齢者の「現在受けている地域連携の満足度、満足度に影響する要因」を明確にすることである。平成25年度の計画は、以下の①~③の内容である。①予備調査の結果を検証し、調査内容の再検討。②本調査の実施。③本調査結果の分析。平成25年度の成果を上記①~③の順に記載する。①医療法人昭和会昭和会病院通所リハビリ施設の協力を得て在宅療養高齢者48名を対象に予備調査を実施し、終了した。予備調査の結果を統計学的に検討し、研究協力者ともに調査内容を再検討した。②医療法人博和会老人保健施設サンブライト愛宕II、医療法人祥仁会ろうけん西諫早、医療法人常葉会長与病院の3ヶ所の通所リハビリ施設の協力を得て、在宅療養高齢者計210名を対象に本調査を実施、終了した。③調査データを統計学的に分析中である。 また、医療法人昭和会昭和会病院通所リハビリ施設における予備調査の結果は、同病院の院内職員研修会ならびに第18回日本在宅ケア学会学術集会にて報告した。 平成26年度は、本調査結果を統計学的に分析し、分析結果を研究協力者ともに検討する。研究成果を第19回日本在宅ケア学会学術集会等の国内関連学会にて公表予定である。また、本調査実施施設の医療法人博和会老人保健施設サンブライト愛宕II、医療法人祥仁会ろうけん西諫早、医療法人常葉会長与病院へ成果報告を行う。同時に論文執筆を開始し、国内外関連学会学術誌へ投稿予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本調査が終了し、調査データを解析中であるため、おおむね順調だと判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
本調査結果を統計学的に分析し、分析結果を研究協力者ともに検討する。研究成果を第19回日本在宅ケア学会学術集会等の国内関連学会にて公表予定である。また、本調査実施施設の医療法人博和会老人保健施設サンブライト愛宕II、医療法人祥仁会ろうけん西諫早、医療法人常葉会長与病院へ成果報告を行う。同時に論文執筆を開始し、国外関連学会学術誌へ投稿予定。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当該予定の設備備品の統計解析用ソフトや消耗品の未購入、学会研修が予定回数より少なかったことならびに調査データ入力を専門業者に委託しなかったためである。 論文作成に向けた設備備品、消耗品の購入する。論文投稿に向けた英文校閲費として使用する。また、最新情報およに資料収集の目的のために学会研修費ならびに研究協力とともに成果公表のための旅費として使用する予定である。
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