2013 Fiscal Year Research-status Report
5歳児健診実施地の発達障害児の早期支援・支援継続への保健師の援助方法の実証的研究
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24792573
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Research Institution | Ishikawa Prefectural Nursing University |
Principal Investigator |
子吉 知恵美 石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (50363784)
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Keywords | 発達障害児 / 保健師 / 5歳児健診 |
Research Abstract |
5歳児健診を発達障害児の早期支援・支援継続のための1つのツールとして実施している地域において、発達障害児を支援につなげるための保護者や家族に対する保健師の関わりについて具体的な援助方法を、明確化することは乳幼児健診に関わる保健師にとって最も知りたいことであり、発達障害児支援としても喫緊の課題である。 本研究において、これまで実施してきた調査内容を平成24年度から再検討し、鳥取県B町における調査結果の分析・検討も平成24年度から引き続き行った。 これまでのデータから発達障害児とその保護者の受容状況に応じた保健師の具体的な援助方法を明確化し、発達障害児の早期支援・支援継続のための指針について検討してきた。 その成果として、国際ヒューマンケアリング学会で発表できるよう、再分析した。「The types of tailored support public health nurses can provide to the parents of children with autism spectrum disorder,depending on the levels of parental acceptance of that disorder」として発表予定である。今後、全国的に広まる5歳児健診を先駆的かつ実践的に活動をしている実施地域において、さらにデータを増やし、精度を高め、保健師の具体的な援助方法を明確化できる指針となるよう分析していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
育児休暇取得のため遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画の修正や課題としては、栃木県D市で平成20年に調査について内諾を受けていたが、年数が経ち、担当者の移動もあり、保健師が積極的にアプローチしているかは再度検討が必要になった。このため、調査地の選定を変更する可能性がでてきた。 これについては、先駆的に5歳児健診を実施している地域において、他の候補地にアプローチしていく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度途中から育児休暇を取得し、研究を中断したため。 平成25年度計画を平成26年度実施する。
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