2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24792597
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Niigata Seiryou University |
Principal Investigator |
横谷 謙次 新潟青陵大学, 大学院臨床心理学研究科, 助教 (40611611)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 呼称 / 配偶者暴力 / 夫婦間コミュニケーション |
Research Abstract |
研究テーマは「夫婦間の呼び方からの配偶者暴力予防システムの開発」である。 1.では夫婦間の呼び方が夫婦のコミュニケーションとどのように関連するのかを検討した。また、2.では夫婦間の呼び方が実際の配偶者暴力と関連することを示した。 加えて、3.では子どもから親への呼び方も子どもの認知する親子関係と関連することを示した。 査読付雑誌の掲載1.Yokotani, K. Acknowledged spousal forms of address predict spousal communication patterns. Psychologia, in press. 2.Yokotani, K. Husbands’ Forms of Address for Wives Predict Intimate Partner Violence against women. International Journal of Brief Therapy and Family Science. 口頭発表3.横谷謙次.子どもから親への呼び方と子どもの認知する親子関係. 日本家族心理学会第29回大会発表論集, 2012.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
論文発表・論文掲載は順調に行えている一方、調査実施に関しては遅れている。本研究科には倫理委員会がなく、大学全体での倫理委員会(2ヶ月に一度)を待たねばならい。また、倫理委員会での指摘があった場合は、修正原稿を倫理小委員会で審議した後に再度倫理委員会で審議しなければならない。こういった倫理制度も調査実施を遅らせる要因になっている。そのため、調査実施は予想よりも大幅に遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究科の制度的な不備を解消すべく、研究科委員会などで発言していく。 また、利用許可が得られ次第、調査実施に移る。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
調査実施の許可が得られ次第、調査を行う。1年ごとに時系列的変化を観察する予定であったが、半年毎に行う。これによって、1年で2回の調査を行うことが可能であり、2回分の調査費用を使用することが出来るだろう。
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Research Products
(3 results)