2013 Fiscal Year Annual Research Report
X線CT画像における骨転移自動検出ソフトウェアの開発
Project/Area Number |
24800017
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
花岡 昇平 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80631382)
|
Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
|
Keywords | 医用画像工学 / 放射線診断学 / コンピュータ支援画像診断 / 悪性腫瘍 / X線CT |
Research Abstract |
① 脊柱の抽出アルゴリズムの確立:脊柱の各椎骨について、その骨領域を医用CT画像から自動抽出するアルゴリズムを作成した。特に、1椎骨あたり5つの解剖学的ランドマーク点を自動検出し、これらを初期化に用いたマルチアトラス法により椎骨領域をそれぞれ同時に抽出する手法を開発した。 ② 脊柱骨転移の時間差分表示アルゴリズムの作成:同一患者の前回のCT画像および今回のCT画像について、差分をとることにより、骨転移領域を強調表示するアルゴリズムを作成した。 ③ がん骨転移症例の医用画像の収集とがん骨転移画像の教師画像データベースの構築:計35例の多発骨転移症例について、骨転移領域を3次元的に用手的に入力した画像データベースを作成した。 以上のように、悪性腫瘍(がん)患者のX線CT画像から骨転移病変のコンピュータ自動検出ソフトウェアを確立するための手法の開発、データベースの作成を計画通りに行った。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(2 results)